追悼 内館牧子先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます
あまりにも突然の悲しいお知らせでした。
同時に、内館先生がミュ-ジカル「小野小町」でお書きになった通り、「強いからこそ美しい」「人生を生き切る」お姿に、涙とともに、背中をたたかれたような思いがしています。
わらび座が初めて内館先生に脚本を書いていただいたのは、2007年、わらび劇場で上演したミュージカル「小野小町」。この作品はわらび劇場最多来場者数7万人を記録し、今もそれは破られていません。2013年にわらび劇場で再演、2014年には全国ツアーも行いました。
2作目は2015年、秋田の官民一体の実行委員会主催による秋田市にぎわい交流館多目的ホ-ルでの初のロングランミュージカル公演第1作「政吉とフジタ」。秋田の子どもたちに秋田の歴史と誇り、未来への希望を伝える素晴らしい作品でした。
また、脚本だけでなく、わらび座が経営再建と再生の道を歩む苦しい時には、WGAわらび座支援協議会名誉顧問として常に私たちを励まし続けてくださいました。
そして2025年、内館先生に10年ぶりにお願いした新作では、「秋田は何もない」というタイトルに驚きましたが、大いなる秋田愛にあふれたこの作品は内館先生がわらび座に贈ってくれた宝物です。
内館先生にはこの舞台をわらび劇場でご覧いただきたかったです。それだけが残念です。
長年のご厚情に心よりお礼申し上げます。
どうぞ安らかにお休みください。
わらび座一同

「小野小町」より

「政吉とフジタ」より

「秋田は何もない」より